環境との共生
環境方針
私たちは、地球という星を終の住み家としています。しかし、今ここに暮らす人びとの所有物ではありません。私たちの子も孫も、その先の子孫たちも住み続けます。言わば、その遠い子孫たちからの、未来からの預かりものであります。現代人がしっかりと理解すべきことは、この地球は遠い未来の人たちと共有しているということです。たとえば、今、私たちが豊かであろうとすることによって子孫たちの時代が辛く厳しいものになるかも知れません。人類が生きていくための環境を守り、あるいは整えることこそ、やがて先祖となる私たちの役割でしょう。社会の公器であるリョーサンは、そのことを十分理解し、常に環境に配慮して活動して参ります。
- 1.
- 私たちは、エレクトロニクスのシステムコーディネーターとして、半導体、電子部品、電子機器等の商社活動とソフト開発、回路設計及び付帯するサービスの全領域において、地球温暖化の抑制、生物多様性の保全と持続可能な利用のための諸施策を推進します。
- 2.
- 私たちは、環境関連法令や規制、当社が同意するその他の環境に関する要求事項(協定や要綱等)を遵守します。
- 3.
- 私たちは、環境保全に関する目標を定期的に見直し、継続的な改善と汚染の未然予防を推進します。
- 4.
- 私たちは、次の活動に取組みます。
- (1)
- 省資源・省エネルギー活動の推進
- (2)
- 循環型事業活動の推進(廃棄物の削減、リサイクル、グリーン購入等)
- (3)
- 顧客先様及び仕入先様と連携した製品含有化学物質管理の推進
- 5.
- 私たちは、社内で本環境方針の周知を行い、環境意識の向上と本方針の浸透を図ります。
- 6.
- 本環境方針は広く公開するとともに、ステークホルダーから要求があった場合速やかに開示します。
ISO14001
リョーサンでは、2003年にISO14001の認証を取得し、マネジメントシステム活動を推進しています。地球温暖化や生物多様性の重要性を強く意識し、事業活動の全領域で環境負荷低減に取り組んでいます。毎年社長が行うマネジメントレビューに基づき、環境管理責任者、各部門の運用担当者がそれぞれの活動領域に合わせて見直しを行い、より実効性を高める取り組みを行っています。
グリーン調達への取り組みとお願い
リョーサンが取り扱う商品・サービスの内、装置に組み込まれる部品に関して、人体に影響のある特定化学物質の国際的な規制強化の流れから、お客さまのグリーン調達への取り組みが年々強化され、サプライチェーンの上流企業に対する製品含有化学物質管理に関する要請内容が高度化していることは、ご高承の通りです。
リョーサンがそのご要請にお応えするには、装置に組み込まれる部品の設計・製造を行っている仕入先さま、お取引先さまの協力が欠かせません。つきましては、お客さまを始めとするステークホルダーの皆さまのご要請に応えるため、リョーサンでは「グリーン調達基準書」を定め、仕入先さまを始めとするお取引先さまへのお願い事項を示しております。
お取引先さまにおかれましては、グリーン調達の主旨をご理解いただき、お取引の際には一連のお願いをすることがあると存じますが、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
認証規格 | ISO14001:2015 |
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認証機関 | 一般財団法人日本品質保証機構(JQA) |
登録証番号 | JQA-EM3334 |
登録日 | 2003年8月22日 |
登録更新日 | 2024年8月22日 |
有効期限 | 2027年8月21日 |
環境中長期目標
2021年度期初に第五次環境中長期目標を設定しました。
この目標達成に向け取り組んでいます。
環境教育の推進
リョーサンでは、従業員一人ひとりの環境に配慮した行動こそが最も重要だと考えています。毎年、全従業員を対象に環境教育と理解度テストを実施しています。
ビジネスにおける環境への取り組み
リョーサンではサプライヤー様と連携し、製品の含有化学物質の徹底した管理を行っています。2019年にはRoHS規制が改正され、規制物質が10種に増えました。年々高まる製品の含有化学物質管理に対する要望に対応しています。
環境パフォーマンスレポート
(1)温室効果ガス(CO2)排出量
本社&本社別館LED照明導入、および事務所統廃合により温室効果ガス(CO2)排出量削減となりました。

(2)電気使用量
本社&本社別館LED照明導入および事務所統廃合により電気使用量を削減となりました。

(3)ガソリン使用量
コロナ過が終息した為、対面営業の機会が増えガソリンも増加しました。

(4)ガス使用量
川崎総合業務センターの一部エアコンおよび一部テナントにてガス(空調)使用により同水準を維持しました。

(5)コピー用紙使用量
ペーパーレス化、裏紙の再利用、縮小・まとめ・両面印刷等を徹底し減少しました。

(6)リサイクル率
リョーサンでは不要になった什器・備品類をリユースしています。また、分別廃棄徹底、大量廃棄時はリサイクル資源として排出しています。2020年度のリサイクル率が2019年度対比低下しているのは、拠点統廃合に伴い一時的に廃棄物が増加したためです。
