[基礎編]わかる!エレクトロニクス商社

どんな仕事をしているの?

エレクトロニクス業界の仕組み

「エレクトロニクス商社」とは何をしている会社なのでしょうか。

「エレクトロニクス」自体、なんだか難しそうですし、第一「商社」と言っても何をしているのか、実際よくわからないイメージがあるのも事実です。

私たちの身の回りにあふれるさまざまな電化製品ができるまでには、大きく分けて3つの業種が関わっています。
ひとつは皆さんもよくご存じの「電機メーカー」。2つめは電子部品を製造する「電子部品メーカー」。そして最後に「エレクトロニクス商社(電子部品商社)」です。

電機メーカーは、電化製品の開発・製造・販売を行っていますが、そこで使用される電子部品の多くは、「電子部品メーカー」が製造しています。そして、「電機メーカー」と「電子部品メーカー」の間を取り持って仲介しているのが、当社のような「エレクトロニクス商社」です。電子部品のなかでも半導体の存在が大きくなっている近年では、「半導体商社」と呼ばれることもあります。

仲介することには意味がある?

次に、よく聞かれるのが、「商社が間に入る意味ってあるの?」ということです。
単純に考えれば、部品が必要なら商社など通さずに、直接買えばコストも抑えられて良いような気もします。
ところが実際は、多くの場合、電機メーカーはエレクトロニクス商社を通して電子部品を購入しています。

日本国内には、上場しているエレクトロニクス商社だけでも約30社、二次商社や三次商社といった事業者まで含めると、1,000社以上にのぼる商社があるとも言われています。

エレクトロニクス業界にこれだけの商社が必要とされるわけとは、一体何でしょうか。

  •  

リョーサンとは